梅雨対策
ハウスクリーニングアドバイザー
高橋 敬子(たかはし けいこ)
NPO法人ハウスクリーニング協会理事
冬の間日本のはるか南を吹いている強い西風の偏西風は、季節が暖かくなるにつれ北上してきてオホーツク高気圧をつくり、日本の南東海上の太平洋高気圧とぶつかって日本上空に梅雨前線をつくります。北海道以外の日本では梅雨の季節の通過は避けられません。
梅雨の季節が長期に亘るということは、長期間家中高い湿度が続くということですね。
高い湿度が続くということは、カビが増殖しやすい、湿気やカビなどによる「臭気」が発生しやすい、ということです。
梅雨対策はほぼカビ対策と言っても過言ではないでしょう。
そしてそのカビ対策は梅雨のシーズン前と日頃のお掃除が決め手になります。カビは増殖したら取り除くのは大変です。憂鬱な気分で一日延ばしにしたりすると益々大変ですね。
カビ対策の第一歩は先ず埃対策です。埃は放置すると湿気を帯びます。湿気を帯びた埃はカビの大好物の餌です。特にエアコンの上の埃は要注意。日頃から埃を落としておきたいものです。
家の中で家中にカビの菌を供給する第一の供給源は実は浴室の壁上部や天井だということです。
カビは水の中で菌糸をのばします。それが乾燥すると胞子を出して飛ばします。つまり「濡れる」「乾く」を繰り返す場所がカビの供給源になるということです。こういう場所でカビらしき黒い点などを見つけたら即濡れ雑巾で拭取ることです。
カビとりスプレーはNGです。スプレーの勢いが胞子を飛ばしてしまいます(たんぽぽを想像してみて下さい)。これが湿ったり濡れたりしている埃へ飛んでいって、その埃を餌にして増殖するわけです。
エアコンですがこれもカビが発生しやすいところです。
前述の上部の埃とりの他、フィルターの掃除はまめにしたいものです。
日頃は掃除機で埃を吸い取るくらいでいいでしょうが、シーズン前には防カビ効果洗剤で洗ってよく乾燥させます。それで運転してみてカビ臭かったら内部洗浄をプロに依頼したほうがいいでしょう。
そして梅雨シーズン中に玄関を開けた時の「臭い」ですが、芳香剤のスプレー等は止めたほうがいいですね。シーズン前の下駄箱の中の徹底掃除と防カビ除湿対策が必要です。
要するに繰り返しですが、梅雨対策は日頃とシーズン直前のお掃除が決めてだということです。
梅雨到来で日本中が不快指数のUPする中、シーズン前のプチ大掃除で我が家は「快感指数」がUPすると行きたいものです。
忙しい方は、除菌・消臭・防カビ効果のあるエコ洗剤を使ったプロのハウスクリーニング を試してみては如何でしょう?



